iPhoneのバッテリーを長持ちさせる最も効果的なテクニックとは?
外出先でiPhoneのバッテリーが切れてしまったという経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
日本人が1日にスマホを利用する平均時間は約3時間と言われています。
そして、iPhoneを販売しているAppleが公表しているデータでは、iPhoneの連続待ち受け時間は最大で10日間(iPhone7の場合)もあり、スマホの1日の使用時間でも十分バッテリーが持つと考えられています。
しかし、iPhoneの1日の使用時間は個々で違いますし、ゲームやネットサーフィン、動画の視聴、写真や動画の撮影などを頻繁に行っていれば、バッテリーの消費がとても激しくなります。
また、iPhoneに限らず全てのスマホのバッテリーは劣化します。購入してすぐのiPhoneと2年以上使用したiPhoneでは、バッテリーの持ちも違います。
最近、iPhoneのバッテリー消費が早いと感じている人は、iPhoneのバッテリーを長持ちさせる最も効果的なテクニックとは?を試してみてはいかがでしょうか。
iPhoneのバッテリーを長持ちさせる簡単な5つのテクニック
1.自動更新をオフにする
iPhoneでは、アプリやOSの最新バージョンを自動で更新してくれます。
そのため、常に新しいバージョンでアプリやiPhoneを使用することができるのですが、自動更新をオンにしているとバッテリーの持ちは悪くなります。
そのため、バッテリーを長持ちさせるためには、アプリやOSの自動更新をオフにしておきましょう。
アプリの自動更新をオフにする場合は、「設定」>「一般」>「Appのバックグラウンド更新」からアプリごとに自動更新をオフに設定することができます。
OSなどの自動更新をオフにする場合は、「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」>「自動アップデート」から自動ダウンロードの設定をオフにしてください。
2.位置情報サービスをオフにする
iPhoneに限らずスマホには位置情報を常に取得する機能があり、スマホの位置情報を利用した様々なサービスを利用することができます。
位置情報がわかれば、マップアプリ上に自分の現在地をすぐに表示することができ、iPhoneを紛失した場合も位置情報を調べて探すことができます。
しかし、この位置情報サービスが常にオンの状態は、バッテリーの消費を激しくします。
バッテリーを長持ちさせるなら、位置情報サービスをオフにしておきましょう。
位置情報サービスの設定変更は、「設定」の「プライバシー」から変更することができます。
また、まとめてオフにすることも可能ですが、アプリごとに使用するか使用しないかを選ぶこともできます。
本当に必要なアプリだけに絞り込むことで、バッテリーの節約が可能です。
3.通信機能をオフにする
iPhoneでは、モバイルデータ通信、Wifi、Bluetoothといった複数の通信機能を使うことができます。
データ通信をより快適に行う、複数の通信機能があるのはメリットですが、全ての機能をオンにしたままにしておくと、バッテリーはどうしても早く消費されます。
通信機能のオフは、iPhoneの「コントロールセンター」で簡単に行うことができます。
iPhoneのホームで、画面下から上にスワイプするとコントロールセンターを開くことができ、モバイルデータ通信、Wifi、Bluetoothのアイコンをタップすることで通信機能のオンオフを切り替えることができます。
また、「コントロールセンター」ではなく「設定」から各通信を切っておく方がよりバッテリーを長持ちさせることができます。
4.画面の明るさを調節する
iPhoneの画面の明るさを調節することでバッテリーの消費を抑えることができます。
画面の明るさ調節は「コントロールセンター」で行うことができますが、デフォルトの設定だと「自動調節」がオンの状態になっています。
画面を常に一定の明るさにするには、iPhoneの「設定」>「アクセシビリティ」>「画面表示とテキストサイズ」から「明るさの自動調整」をオフにしてください。
5.不要な通知設定をオフにする
iPhoneで使うアプリには、最新の情報やお得な情報を通知でお知らせしてくれる機能があります。
また、LINEやメール、SMSなども通知からメッセージの内容を見ることができます。
iPhoneにたくさんのアプリをインストールして、全てのアプリで通知設定をオンにしていると、たくさんの通知が届くことになりバッテリーの消費も増えます。
そのため、不要なアプリの通知はオフにして、バッテリーの消費を少なくしましょう。
「設定」>「通知」からアプリごとに通知設定のオンオフ切り替えを行えます。
iPhoneのバッテリーを長持ちさせるために
iPhoneのバッテリーを長持ちさせる最も効果的なテクニックとは?についてご紹介しましたが、iPhoneのバッテリーは時間が経つごとに劣化するので、バッテリーの持続時間は短くなってしまいます。
また、バッテリーの寿命はiPhoneの使いかたによって変動するため、メーカーが保証するバッテリー寿命を迎えることなく、バッテリーの寿命が尽きることもあります。
最近バッテリーが早くなくなってしまい、ここでご紹介したテクニックを使っても改善できない場合は、持ち運びできるモバイルバッテリーを購入して予備のバッテリーとするか、iPhoneのバッテリーそのものを交換修理することをおすすめします。